2016年5月31日火曜日

食事する時何を思う?

食事は誰が何のためにするものなのか?
考えたことは有りますか?
勿論、子育て中の方々は
子供たちが大きくなるために。
と答えるかもしれません。
でも、それは全体のほんの一部
実は心を育てるためのものである
と考える人もいるでしょう。
というのも、
昔から食事の前には
いただきます  って
言いますよね。
頂くってどういうことでしょう。
勿論、料理に使われている
全ての命を頂く、
植物も動物も、あらゆるものには命が
有るから。
それを自分達の為に
与えて頂く。食させて頂く。
その為の感謝であること。
命の有り難さのごあいさつ。
実はまだあります。
これは、作って下さった方への
感謝であること。
料理を作ってくださった方への
野菜を育ててくださった、
収穫してくださった
そしてその畑に、
土地に、天候に
全てに感謝なのです。
勿論、動物たちも同じです。
仮に養殖とは言ったとしても
育ててださった方々がいるのだし
天然物でも、捕獲してから
このようにテーブルにのるまでに
関わった総ての物に、人に
形あるもの?形ないもの、
ありとあらゆる
背景を感じて
感謝する。
その挨拶が、
いただきます    であるはず、
であるべき、だと思います。
いただきますを言わない子供や
言わせない大人が
居るのも事実だけれど
そんなとき、近くにいる
廻りの人は   是非とも
いただきますのごあいさつの意味を
話して聞かせて下さい。
この、一粒一粒の、一頭、一個の
重みは?
自分達の命のための
大切な命なのだと、
大切な思いなのだと
血と汗なのだと
教えなければならないと思う。
ひとつも無駄には出来ないはずである。
悲しみや哀しみ、傷みや痛み。
嬉しさや楽しさ、笑いももちろん
四季折々素晴らしい環境ですら
食するのである、ということを
忘れてはいけない。

1 件のコメント:

  1. 給食費を払ってるのだから、子供に「いただきます」は言わせないで、とかいう親がいるそうですね。ビックリしますね。

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