建て売りが売れなくなる時代

まだまだ、あちこちで
新築、建て売りがどんどんと
建っているけど、
新築とは言え、もうすぐ
建て売りが売れなくなってくる
事態がやって来る。

と考えているのは
私だけだろうか？

実は数年前から
影が見え始めているようだ。
一戸建てが
安く買えるって？
35年ローンで
賃貸型マンションの月々の
家賃より少ない金額で
購入出来る。
一生仕事にありつけるって
誰もが勘違いして
ローンを払い続けられると
思ってる。
途中、リストラに合うかもって
誰も真剣に考えていないらしい。

事実、郊外の新築一戸建て
俗にいう建て売りが
次々と建つ中、売れていく。
街中の住宅街が古くなり、廃れていく、
年よりの街が増えている。

親が住まなくなった家は？どうする？
売ればいいと思っていないか。
果たして売れるのか？
自分も住まないのに、買ってくれる
そんな人がいればいいが、
なかなか見つからないし、事実売れやしない。
皆忘れているかもしれないが、
人口は減る一方なのだ。

以前は一生のうちの
一番大きな買い物
しかも、一人前の証明にまで
なっていた一戸建て住居。

よーく考えてみて欲しい。

親が戸建てに住んでいるのに、
その子も戸建てを買って
親が亡くなり、親の
その家は、廃墟となる。
そのまま建っている方が
税金が安くすむ等と
ご近所に迷惑かけっぱなしで、
廃墟と化す。
廃墟があると
治安も悪くなってしまうって
思わないのか？
もちろん地価も下がる。

売れるものは早めに
手放しておいた方が得策だ。
いつまでもバブルの頃の人口ではない。
バブルの頃の値段でも、ない。

新築に住むなら
是非とも親の家を建て替えてすんで欲しい。
そう、そうすれば何も無駄にならない。
先祖も喜ぶ
お金も、土地も、無駄にならない。
住んでいれば、廃墟にならない。
治安も悪くなりにくい。

長いめで将来をキチンと見据えて
考えて欲しい。
果たしてその家は無駄にならないか？
どうしたら皆が幸せに暮らせるか？
新築一戸建て、建て売りが
果たして本当に良いものなのだろうか？

建て売り、新築一戸建ても、
もうすぐ有り余ってしまうときが
直ぐに来そうだ。
大きな買い物だ。
その時の感情に流されず、
よーくよーく考えて、
買うことをお薦めする。