2016年2月28日日曜日

春の訪れ

どんなときに春の訪れを感じますか?

梅の花が咲いたとき

桜が咲いたとき

ふきのとうを頂いたとき

筍を取りに行ったとき

ウグイスが鳴いたとき

色々な場面で春の訪れを感じますよね。

実は昨日、小さな小さな土筆(つくし)を

見つけました。

まだまだ固く、ほんの1センチにも満たない

可愛い可愛いつくしでした。

目を凝らさないと見えない位です

今年も元気に顔を出してくれたことに、

なんだかとても心地よい、

暖かい気持ちになりました。

先日草むしりをした時には

まだ出てなかったつくしでした。

それと同時にその時の出来事を思い出しました。

草むしりをした時はミミズや芋虫、

団子虫を見つけたのですが

そのミミズや虫達は

何処からか飛んできた

白黒の羽の綺麗な小鳥が

ついばんでしまいました。

チラチラとこちらを見ながら

いいの?いいの?と…言うように。

するとまた、何処からか、

茶色と黒の羽を持つ、可愛らしい小鳥が

ピチチ、ピチチと鳴きながら

やってきて

何かの虫を加えていってしまいました。

可愛らしい小鳥達に出会えた喜びと

食べられただろう  みみずや虫達のことを思いました。

小さな小さな事だけど、

これが自然界の掟でしょうか。

人も食べ物、生きていたものを食します。

鳥も、豚も、牛も、魚も、野菜も、

何もかもが我々の食材になります。

その他にも沢山のものが調理され、

食されるのです。

生きていたものを食して

始めて  生かされている事を

考えてみて下さい。

すると、無駄に動物を潰したり、

収穫したりは出来ないはず。

食べ残したり、腐らせたりも出来ないでしょう。

今や日本は飽食の時代です。

世界中で餓えて死んでいる人達がいるなか、

売れるかもしれないと無駄に作り、

余って捨てている、そんな時代です。

考えてみて下さい。

今年も春が来て、新しい芽吹きがあります。

そして、昔から、必要な分だけ頂くことの大切さを

また新たに感じて生きるのです。

出されたものは、有り難く頂く。

欲を出さずに必要以上はいただかない。

他の人に分け与えて

共に生きることを感謝しながら

学び合うのだと思います。

その学びを感じる、感じやすい季節

それが、春の訪れの喜びとなるのだと

信じています。

また今年も、共に生きることを学ぶ、

学びやすい、そんな季節がやって来ました。

皆さんも楽しんで感じて、学んで

喜びと悦び、慶びを次なる世代に伝えて

行きましょう。

新たな一年の始まりです。














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